印刷会社におけるリチウムイオンバッテリー稼働事例紹介

急速充電器と車載充電器との充電実施比較

間欠稼働ユーザー様の企業概要

  1. 計測期間: 2020年6月10日~2020年6月12日 (コロナの影響で通常の稼働より少ない状況)
  2. 業種:印刷業
  3. 場所:埼玉県さいたま市桜区
  4. フォークリフト: 7FB15
  5. リチウムイオン電池容量:560Ah 48V

グラフの見方

  1. キーオン時間(黒):1日10時間程度
  2. 稼働時間():1日3時間程度
  3. 充電時間():1日2時間程度
  4. アイドル時間(水色):1日5.5時間程度

充電残量(%)の推移

  1. 6/10~6/12のバッテリー残量を表したグラフです。
  2. は急速充電器は車載充電器での充電をしています。
  3. 急速充電器はリチウムイオン電池のBMSとコミュニケーションして100%で充電を終了しています。
  4. 車載充電器は充電しているバッテリーは鉛蓄電池をみなしていますので、充電完了しても電圧の上がらないリチウムイオン電池に対しては、100%充電完了しても充電を継続します。しかし、リチウムイオン電池のBMSが充電をストップしています。
  5. 電池の容量としては1日20%程度の放電ですので、電池容量は半分程度の280Ahで十分と判断します。

充電電流

  1. ①は急速充電器の電流を125Aに設定しています。20Aのコンセント使用の場合の設定です。
  2. ②は急速充電器の電流を150Aに設定しています。30Aのコンセント使用の場合の設定です。
  3. ③は車載充電器を使用して充電したケースです。42A~44A入っています。

放電電流(間欠稼働例)

お客様へのお勧め

  1. 280Ahのリチウムイオンバッテリーをお勧め
  2. 忙しい時期を見越して、急速充電器の導入をお勧め