復元技術とは
1. バッテリーの復元方法
経年劣化原因と復元方法
バッテリー内で充電と放電を繰り返すうち、イオン結合により極板の表面には PbSO4(硫酸鉛)が付着し積層状態(サルフェーション現象)になります。
この積層が原因でバッテリーの充電性能は徐々に劣化し、最終的には交換が必要な状態になります。
経年で積層されたこの PbSO4 を分解することが出来れば、極板の表面は初期状態に近い状態に復元することが可能となります。
2. 復元バッテリーの性能回復
* 年次点検時の「バッテリー寿命又は間近か」、「 1 日持たなくなってきた」タイミングでご相談いただくのがベストです。
* 出荷時には必ず放電試験を実施しております。
復元前 バッテリー能力(新品対比)
40%以上(診断全体の半数) |
10~30%(診断の1/4) |
9%以下(診断の1/4) |
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復元後 バッテリー能力(新品対比)
9割が80%以上の性能回復 |
7割が70~80%の性能回復 |
ほぼ全て70%以下(出荷基準以下) |